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 私が、初めて今村洋子さんの作品に出会ったのは幼稚園の時でした。
小学生に憧れていてマセていた私は、小学館の学年誌「小学1年生}をよく買っていて、
そこに連載されていたのが今村洋子さんの「ぺちゃこちゃん」でした。
今村さんの描く絵は子ども心にもなんてうまいんだろうと思いながらよくマネをしていましたね。
たしか、ぺちゃこちゃんのページだけを切り抜いて何度も何度も見たり、塗り絵をしていたおぼえがあります。
また、作品に出てくる小さな子の絵がとてもかわいくて、たとえばぺちゃこちゃんのまみたんなんかとても好きで、ああいうかわいい妹がほしいなぁといつも思っていました。

今村さんの作品は、「チャコちゃんの日記」のチャコちゃんは子どもの頃の今村さんをモデルにしたとおっしゃっているように、日常のごく身近な出来事をほのぼのと描いていて、読者もチャコちゃんになったかのように感情移入ができるんですよね。
作中に出てくる当時の子どもたちのごく普通な遊びや会話、日常を見てると私たち、当時子どもだった大人には懐かしく甘酸っぱいものとして伝わってくるし、今の情報が多い子どもたちが読んでもすごく新鮮な感じがするのではないでしょうか。
こいうい子どもに安心して読ませてあげられる漫画が最近少ないのがとても残念です。
今村さんの作品は1990年の「母と娘で見る漫画名作館シリーズ」の「チャコちゃんの日記全3巻」を最後にすべて絶版。読むには古書店やオークションで手に入れるしかないのですが、出る数が少なくとても高い値で取引されているので、入手は難しいです。

「もう一度読んでみたいんだけどなかなか手に入らない」という方のために当サイトが今村作品を思い出し、またその魅力を再確認される手助けになれば幸いです。

※追記 2006年8月30日にチクマ秀版社ということろからチャコちゃんの日記が発売される予定
でしたが、なんと出版社が倒産して発売不可能に・・・・(;>_<;)
コミックパークなどで地道に復刊を望むしかないのかなァ・・・。

kurukuru
 
  





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