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ハッスルゆうちゃんの各エピソードの紹介です。
マーガレット掲載時の順番が「ゆうちゃん登場」以外はわからないので 「ゆうちゃん登場」以外はサブタイトルを50音順に並べました。 また、まだ読んでない方のために詳細な内容の紹介は控えました。 |
ゆうちゃん登場の巻 |
ゆうちゃんは明るく元気な女の子。木登りや野球など男の子のする遊びが大好き。 いつも子分のおチビちゃんたちをつれて、遊んであげています。 そんなある日、公園でおチビちゃんやきいもを食べていると中学生の男の子に道を尋ねられました。 案内してあげようと思っていたゆうちゃんですが、いっしょに遊んでいたエリちゃんが転んで 泣いちゃったので、介抱するため道案内できずその男の子とはそのまま別れてしまいます。 次の日、みどりおねえさんのボーイフレンドの新井君が三田村家を訪ねてきました。 新井君は、アベックでカルタ会を開くので、いなかから遊びに来ているいとこの 遊び相手になってくれる女の子がいないかみどりおねえさんたちに相談にきたのでした。 そのとき白羽の矢がたったのがゆうちゃんです。 あまり乗り気でないゆうちゃんですが、ごちそうが出ると聞いて、相手をすることになりました。 じつはその相手というのは先日公園であった男の子、大作君だったのです。 お母さんやおねえさんたちに新井君の家に行ったらお行儀よくしなさいといわれたゆうちゃんは、 一生懸命、上品な演技をしますが、やはり長くはつづかず、ひと騒動起こしてしまいます・・・。 |
【掲載 ティーンコミックスデラックス第1巻・集英社漫画文庫第1巻】 |
++++ひとこと++++ |
このエビソードはマーガレット掲載時の一番最初の作品でしょうか。 ゆうちゃんがメガネをかけています。他のエピソードではメガネのシーンがなく、 また、お手伝いのばあやさんも同じくこのエピソードだけに出てくるので、パイロット版的な作品 だったのかもしれません。 このエピソードの季節はお正月。各家々の門の前には今は少なくなった門松が飾られていて、 道路では獅子舞いが踊っています。 こどもたちはたこ揚げや羽根つきで遊んでいて当時のお正月の様子がよくわかります。 |
青い目のボーイフレンドの巻 |
ゆうちゃんは、子分たちと道路で遊んでいるとき、外国人の男の子とぶつかりました。 その子はスティーブくんといって、おとうさんが仕事のため家族で日本にやって来ていて、ホテルに滞在しています。 ゆうちゃんにひとめぼれしたスティーブくんは、ゆうちゃんの家に宛名を書かないでプレゼントとラブレターを送りますが、まだスティーブくんの名前をしらなかったゆうちゃんたちは誰が送ってきたのかさっぱりわかりませんでした。 みどりおねえさんやカオルおねえさんは自分当てにに来たのではないかとソワソワもじもじし。 スティーブくんはその後も毎日、花束やプレゼントなどをこっそり届けますが、ついにゆうちゃんが、 この送り主はあのときぶつかったスティーブくんではないかと気が付きました。 確かめるために行ったスティーブくんの泊まっているホテルで、ゆうちゃんはスティーブくんの両親に日本にいる間ガールフレンドになっていっしょに遊んでやってくれと頼まれます。 頼まれたら断れないゆうちゃんは、スティーブくんの面倒を見ることに。 ところがこのスティーブくん、毎日、ゆうちゃんにベッタリ。さすがのゆうちゃんも嫌になり、仮病を使ったりしてなんとか避けようとしますが・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第2巻・ティーンコミックスデラックス第6巻・集英社漫画文庫第2巻】 |
++++ひとこと++++ |
このエピソードが連載されていた頃はちょうど東京オリンピックの前でしょうか。外国人のお客さんがたくさん来るということで今回はこういうテーマになったのでしょうね。 ゆうちゃんやおねえさんたちがお正月でもないのに着物を着ています。 ゆうちゃんが「せめてオリンピック期間中だけでもきものをきて日本女性の美しきしとやかさを全世界にみせてあげようと思って」と言っていますが、当時はそういう風潮があったのかな? |
あちし見そめられちゃったの巻 |
おとうさんの学生時代からの悪友、松田さんが訪ねてきました。 いっしょにお酒を飲んで酔っぱらったお父さんが「娘が3人もいるとお金がかかって大変だ」 と、グチをこぼすと、それを聞いた松田さんは「それなら娘を一人くれ」と言い始めました。 松田さんは、結婚してすぐに外国に行ったのですが、そこでゆうちゃんと同い年の女の子 を亡くしてしまっていたのです。 お父さんは酔った勢いで娘をあげることを約束してしまいまた。 それを聞いていたゆうちゃんたち3人は「犬や猫の子と違うんだから」とカンカンです。 翌日、目をさましたお父さんは夕べのことを全く覚えていません。 ゆうちゃんたちからその話を聞いても、酒の上の冗談だと笑っていました。 そこへ松田さんがふたたび訪ねてきました。、 松田さんは夕べのお父さんの話を本気にしていて、ゆうちゃんたち3人を自宅に招きにきたのです。 あまり乗り気でなかったゆうちゃんたちですが、行ってみてビックリ。 松田さんの家はお手伝いさんが4人もいるすごい豪邸で奥さんもとても綺麗で上品だったのです。 すっかり気に入ってしまったみどりおねえさんとカオルおねえさんは養女になってもいいと 興奮気味ですが、松田さん夫婦が養女に欲しいと希望したのはゆうちゃんなのでした・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第7巻・ティーンコミックスデラックス第1巻】 |
++++ひとこと++++ |
豪邸に、プールのある広い庭、高級外車、上品で綺麗なおばさま、部屋にはグランドピアノ、 たくさんの綺麗な洋服やドレス。ガーデンテーブルで紅茶とケーキ。 こんなところに養女として行くのは女の子ならみどりやカオルと同じように誰でもあこがれます。 でもゆうちゃんは、「こんなすてきな家があるのになんでよその家の子になる必要あるのさ」 とおとうさんやおかあさんを喜ばせることを言ってくれます。さすがゆうちゃん! |
歌まねチャンピオン出場の巻 |
毎週楽しみにしているテレビの歌まねチャンピオンをみどりおねえさんはなぜか見ようとしません。それどころか、チャンネルを他の番組に変えようとします。 結局みんなの多数決で見ることになったのですが、みどりおねえさんは部屋から出ていってしまいました。 みんなが歌まねチャンピオンを見ていると、出場者の中にみどりおねえさんの姿があり、。 しかも残念なことに鐘がひとつしか鳴らずに落ちてしまいました。みどりおねえさんが歌マネチャンピオンを見たくなかったのはこのことがあったからなのでした。 理由がわかったゆうちゃんとカオルおねえさんは部屋に閉じこもってしまったみどりおねえさんをなぐさめますが、みどりおねえさんは泣いてしまいました。 次の日、学校や近所ではその話題でもちきりです。みどりおねえさんのボーイフレンドの新井くんまでも一緒に歩くのがかっこわるいからとスケートに行く約束をことわりにきました。 ますます落ち込んでいるみどりおねえさんがかわいそうだと思ったゆうちゃんは、大作くんに「学校でみんなにからかわないようによくいっといて」とお願いしますが、二人がヒソヒソ話しているのを遠くから見ていたみどりおねえさんは、自分のことを笑っているのだと勘違いして、ゆうちゃんを同じ目にあわそうと、ゆうちゃんの名前で歌まねチャンピオンに出場申し込みのはがきを出したのでした・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第1巻・ティーンコミックスデラックス第4巻】 |
++++ひとこと++++ |
視聴者参加の歌番組、昔はよくありました。今回のエピソードはその歌番組の話。 歌がうまいゆうちゃんは結局9週目まで勝ち抜いたあと、「のど自慢あらし」と言われている女の子に負けてしまうのですが、その女の子は実は病気の母親の手術代を稼ぐために頑張っているやさしい子だということをゆうちゃんは知っていたのでした。 そのため10週目に出場する前に大作君に、わざと負けてあげた方がいいのか相談しますが、 大作君は「相手に失礼だ」と正々堂々と勝負することをすすめました。 ゆうちゃんはほんとに実力で負けたのかそれともわざと負けてあげたのか・・・・。 それはゆうちゃんしかわかりません。 |
おお美術の秋よ!巻 |
絵を描く事が趣味のおばあちゃんがゆうちゃんをモデルにして日展に出品することになりました。 できあがった絵が気に入らないゆちゃんはこんな絵を出品されたらたまらないと、自分でかいた絵とこっそり入れ替えてしまいます。ところが、その絵が入選してしまったから大変・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第6巻・ティーンコミックスデラックス第4巻】 |
++++ひとこと++++ |
芸術の秋。大作くんやおねえさんたちが絵を描いたりしているのに影響されたゆうちゃんは、リンゴをの絵にチャレンジしますが、数時間後、そこにはリンゴの芯がのった皿といびきをかいて寝ているゆうちゃんの姿が・・・。ゆうちゃんにとっては芸術よりも食欲のなのでした。 |
おるす番はまかしておき巻 |
おかあさんの実家のおじいちゃんが倒れたので、お見舞いのためおとうさんとおかあさんは 一週間ほど家を留守にすることになりました。 おねえさんたちは羽目を外せると大喜びですが、ゆうちゃんはちょっと心配でした。 案の定一週間分の生活費としてもらった一万円はおねえさんたちの贅沢で すぐになくなってしまいました。こまったゆうちゃんは・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第4巻・ティーンコミックスデラックス第2巻・集英社漫画文庫第1巻】 |
++++ひとこと++++ |
家のことをまったくやらないで遊んでばかりいるお姉さんたちと違って ゆうちゃんは大作君のおかあさんやカッパちゃんのおかあさんから料理や家事を習うのに一生懸命。 いつもはお転婆だけど、いざとなるととてもたのもしいゆうちゃん。 きっといい母親になりますね。 |
ガキ大将はやっつけろ!!の巻 |
ゆうちゃんのうちへ遊びに来た同級生の美和ちゃんを送って行こうとゆうちゃんが家の外へ出ると、先に外に出ていた美和ちゃんの首もとを棒でつついている男の子がいました。てっきりいじめていると勘違いしたゆうちゃんはその男の子をなぐってしまいました。ゆうちゃんのおねえさんたちや近所の人が騒ぎを聞いてかけつけてきたので、男の子は何も言わず走って逃げていきましたが、じつはその男の子、いじめていたのではなくて美和ちゃんの首元についた毛虫を棒でとってあげようとしていたのです。勘違いしたゆうちゃんはその男の子にあやまろうとしますが、どこの誰だかわかりません。 そんな次の日、ゆうちゃんのクラスに転校生がやって来ました。その転校生は昨日の男の子、武蔵五郎くんでした。 五郎くんはケンカが強くてスポーツもすべてゆうちゃんよりすごいので、クラスの注目のまと。いままで注目されていたゆうちゃんはおもしろくありません。イライラしたゆうちゃんは何かにつけて五郎くんにケンカをふっかけますが・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第4巻・ティーンコミックスデラックス第7巻】 |
++++ひとこと++++ |
子どもの頃、会うといつもケンカばかりする異性っていましたよね。私の場合はケンカ相手の異性っていうのは本当に嫌いでした。女の子は好きな子には素直になって親切になったり無口になったりするものなんですが、男の子の場合は照れちゃってわざと意地悪をする子が多いようですね。そういう男の子の気持ちがわからないので、意地悪する子は自分のことを本当に嫌っていると勘違いしちゃってついついケンカになっちゃうんでしょうね。このエピソード、ゆうちゃんは何とも思ってないようですが、五郎くんの方はゆうちゃんが好きなようです。 |
すて子騒動の巻 |
ゆうちゃんは公園でマミちゃんという3才の女の子と知り合いました。 いっしょに遊んであげたゆうちゃんが家にかえろうとすると、マミちゃんはあとをついてきます。 迷子だと思いいっしょに親を探しまわるゆうちゃんですが、みつからないので しかたなく家へつれて来てしまいました。 事情をきいたおかあさんがマミちゃんの持っていたバスケットに入っていた手紙を見ると そこには「マミをよろしくお願いします」と書かれていました・・・。 交番に預けることになったマミちゃんはゆうちゃんと離れたくないと泣いて抵抗します。 かわいそうに思ったゆうちゃんの説得でマミちゃんは親が見つかるまで三田村家で 預かることになりました・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第3巻・ティーンコミックスデラックス第2巻】 |
++++ひとこと++++ |
これは一番泣けるエピソードです。 一緒に暮らしているうちに本当の姉妹のように仲良くなってしまうゆうちゃんとマミちゃん。 でもそれも長くは続きません。近所のおもちゃ屋さんのおばさんがマミちゃんの実の母親だったのです。 マミちゃんを母親の元へ返したゆうちゃんはみんなの前では元気そうにふるまいますが、 本当はすごく悲しくてじっと我慢をしていました。 ひとり、部屋でマミちゃんが残していったお人形とダンスを踊り、マミちゃんと暮らした日々を思い出し 涙ぐむゆうちゃんはとてもせつないくて涙をさそいます。 |
年賀状そうどうの巻 |
元旦の朝からゆうちゃんはきげんがよくありません。 新年のあいさつに来たカッパちゃんにもどなりちらしています。なぜきげんがわるいかというと、 大好きな大作君から年賀状がこなかったからなのです。 じつは大作君はちゃんと年賀状を送っていたのですが、間違えてゆうちゃんと似たような名前の人に 届いていました。 かっぱちゃんがよけいな気をきかしたことで、ゆうちゃんと大作君は・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第8巻・ティーンコミックスデラックス第3巻】 |
++++ひとこと++++ |
今回は気を利かしたはずのかっぱちゃんがとんだ目にあうエピソード。 大作君から年賀状が届いてないと怒っていたゆうちゃんだけど、本人も机の中にしまったまま 年賀状を出してなかったのです。あいかわらずあわてものですね。 お正月に家族そろって届いた年賀状を見ながらおせち料理を食べる。 最近は一家団欒することも少なくなってきましたが、子どもの頃はクリスマスイヴ、大晦日とともに一年で一番楽しい日でした。 |
年末年始大いそがしの巻 |
まじめに家のお手伝いをしているのに、おねえさんたちに、クリスマスやお年玉目当ての点数かせぎ だといわれたゆうちゃんは、おもしろくありません。それにいつもゆうちゃんばかりがこき使うので ある日、頭に来たゆうちゃんは「私がいなくなれば、少しは私のありがたさがわかるだろう」と、 家出をすることにしました。最初のうちはどうせすぐかえってくるだろうとたかをくくっていたおねえさんたちも、ゆうちゃんがなかなか帰ってこないので、心配になりみんなで探し始めますが・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第7巻・ティーンコミックスデラックス第3巻】 |
++++ひとこと++++ |
ほんとに調子のいいおねえさんたちですね。お手伝いやおつかいは全部ゆうちゃんにやらせて、 自分たちは、音楽を聴いたり、おしるこを食べたり。 でもふたりともゆうちゃんが帰ってこないことを心配して、目をまっかにして夜も寝ずに心配するところは やっぱり妹おもいのやさしいお姉さんです。 |
バカンスは東京で!巻 |
夏休みになると毎年千葉のおばあちゃんのとこへ遊びに行くゆうちゃんなのに今年は行くのをやめると言い出しました。実は大作くんが山登りの練習中にすべって足を折ってしまって自宅で療養していたからです。やさしいゆうちゃんは大作君がつらい思いをしているのに自分だけ遊びにいったらかわいそうだと気をつかっていたのでした。ところが、一緒千葉に連れていくはずだったかっぱちゃんたち子分は中止になって納得が行きません。 かっぱちゃんたちを千葉に連れていけないことでふびんに思ったゆうちゃんは、なんとか東京で楽しませてあげようとある作戦を考えました。 数日後、子分達をあつめたゆうちゃんは牛乳屋さんやパン屋さん、プールや釣り堀、お化け屋敷に連れていき、「あちしの名前を言えば牛乳やアイスやパンをタダで食べてもいいし、タダで入って遊んでもいいよ。」と言いました。ゆうちゃんの顔の広さに大喜びの子分達。でも実はゆうちゃん、裏では大変な努力をしていたのでした・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第5巻・ティーンコミックスデラックス第6巻】 |
++++ひとこと++++ |
このエピソードはゆうちゃんの面倒見のよさがいちばんよくわかる回です。かっぱちゃんたちにタダで食べさせたり遊ばせたりすることができたのはじつはゆうちゃんがこっそりそこでアルバイトをしていて、お金をもらう代わりにタダにさせていたのでした。夏休みなのに、朝早くに出ていって牛乳配達、そしてパンの配達、プールの掃除、お化け屋敷のお化けのアルバイト、そして大作君の世話と一日中働きっぱなしのゆうちゃん。とても関心します。 アルバイトといえば、小学生の頃の私はせいぜい親戚のお手伝いで100円をもらったり、おとうさんの肩たたきでほんのちょっともらったりとかだったのですが、昔は新聞配達や牛乳配達ををしている男の子がけっこういました。最近はいないというか、基本的にアルバイトしちゃだめになったようですね。 |
犯人はあいつだ!の巻 |
ゆうちゃんは推理小説や探偵物のテレビドラマが大好き。 ある日ゆうちゃんは電話料金を支払いに銀行へ行った帰りに、 すれ違いに銀行にはいる男の人とぶつかりました。 その時、Mとイニシャルの入ったハンカチをおとしたので、ゆうちゃんがひろって 渡してあげると、その男の人は何もいわずに銀行の中に入っていってしまいました。 その人は口元にほくろがあってサングラスにソフト帽をかぶっていてとてもあやしい 格好をしていました。 次の日、新聞を見たゆうちゃんはビックリ。 そこには昨日行った銀行に強盗が入ったという記事がのっていたからです。 時間もゆうちゃんが帰った直後のようで、どうやらすれ違ったあのあやしい男が犯人のようです。 そんな時、大作君にスケートに誘われました。 大作君の先輩の牧田さんが二人を連れていってくれるというのです。 ところが、紹介された大作君の先輩を見たゆうちゃんはビックリ。 昨日のあやしい男に雰囲気が似ていたからです。 ほくろも同じところにあって、拾ってあげたMというイニシャルのハンカチと同じハンカチも 持っていました。 ゆうちゃんはその先輩の牧田さんが犯人に違いないと調べ始めますが・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第9巻・ティーンコミックスデラックス第1巻・集英社漫画文庫第2巻】 |
++++ひとこと++++ |
大作君の尊敬する先輩の牧田さんを疑ってしまうゆうちゃん。 牧田さんがゆうちゃんに特別にやさしいのは亡くなった妹がゆうちゃんにそっくりだったからなのです。 それにしても、強盗犯人かもしれないと思ってる人の下宿に忍び込んで証拠を探すなんて ゆうちゃん、あぶないよ。推理小説の読み過ぎです。 |
ひしょ地でハッスル巻 |
夏休みにゆうちゃんとおねえさんたち、かっぱちゃんの4人は、千葉のおじいちゃんのところへ遊びに行くことになりました。そこでゆうちゃんたちが知り合ったのが新太くんという中学生でした。 新太くんは無口で、無愛想だけど、全日本水泳大会で2位になったほど水泳が得意で、漁師をしているおとうさんの手伝いもよくやっていて、おじいちゃんのとこに魚やサザエなども届けてくれるとてもやさしくてまじめな中学生です。ゆうちゃんたちともすぐに仲良くなりました。 そんなある日、おねえさんたちが、村会議員の金山さんの息子で歌手のイカレぼっちゃんたちに誘われて無人島にキャンプに行きました。それを聞いたゆうちゃん、仲間に入れてもらおうと新太くん、かっぱちゃん、吾作さんの孫のおタマちゃんの4人であとを追います。 しかしおねえさんたちは食料が足りなくなるからと、何ももってこなかったゆうちゃんたちを仲間に入れてくれません。そこでゆうちゃんたちは・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第6巻・ティーンコミックスデラックス第5巻】 |
++++ひとこと++++ |
無人島でキャンプ。とても楽しそうですね。 このエピソード一番好きです。私も子どもの頃、キャンプといえば本当にワクワクしました。外で自分たちで作る食事のおしいしこと。本当はたいしたことないのになぜか缶詰でもみんなで食べるとすごくおいしく感じるんですよね。 我が家も娘が中学にあがるまではよくやっていましたが、部活やともだちと出かけることが多くなり、ほとんど行かなくなりました。 ああ・・・、一週間くらい無人島でのんびりすごしたいなァ。虫にさされるのはいやだけどね。 |
ゆうちゃんの夏休みの巻 |
おばあちゃんが田舎からやってきました。 ゆうちゃんのだらしない生活態度を見てあきれたおばあちゃんは、 女らしくいい子にしつけるため、ゆうちゃんを夏休みに田舎であずかることになりました。 最初のうちは、おとなしく言うことを聞いていたいたゆうちゃんですが、 じっとしていられるわけがありません。 しつけに厳しいおじいちゃんとおばあちゃんもじょじょにゆうちゃんのペースにのってしまい、 大変身していくのです・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第5巻・ティーンコミックスデラックス第3巻】 |
++++ひとこと++++ |
しつけのためとはいいながらも、おばあちゃんはゆうちゃんを田舎に連れていくのを大喜びしています。 やっぱり、孫といっしょに過ごすのはうれしいんでしょうね。 しつけるはずのゆうちゃんに逆にしつけられてすっかりモダンになってしまったおじいちゃんとおばあちゃん。とてもオチャメでかわいいです。 |
よわっちゃったなあーもうーの巻 |
日曜日なのに朝からゴルフに行くお父さん。なぜかおかあさんはきげんがあまりよくありません。じつは今日はおとうさんとおかあさんの十七回目の結婚記念日なのです。おとうさんはそのことをすっかり忘れているようで、それでおかあさんはきげんが悪いのでした。ところが、記念日を忘れていたと思っていたおとうさん、ゴルフから帰って来るとそこにはしっかりとバラの花と香水を持っていました。 感激するするおかあさんに、おとうさんは得意げ。やはり記念日を忘れてなかったのかと言えばばじつは忘れていたおとうさんにゆうちゃんがこっそり教えてあげていたのでした。 次の日、おしえてあげたことのお礼としてゆうちゃんはおとうさんに屋台に連れていってもらいます。 そこで、おとうさんたちがおいしそうにお酒を飲んでいるのを見たゆうちゃんは、「そんなにお酒っておいしいのかな」と思い、おとうさんがのんべの酒田さんと話しているあいだにこっそり飲んでみました。おとうさんが気が付くととっくりが空になっていて、ゆうちゃんはへろへろに酔っぱらっていました。 酔って家に帰ったゆうちゃんは勢いでおとうさんに結婚記念日のことを教えたことをおかあさんたちにべらべらしゃべり始めました。おかあさんはカンカンです。 それから数日後の給料日、酔って帰ってきたおとうさんは給料袋をおとしたと言ったあとすぐに寝てしまいました。。 警察にも届けず落ち着いているおとうさんにまたもおかあさんはあきれてしまいます。 次の日、そんな三田村家に藤野さんという若い女性が訪ねてきました。 藤野さんは昨日、おとうさんがお金を貸してくれたことへのお礼を言いに来たのでした。 じつはおとうさん。給料袋を落としたのではなくて藤野さんに貸していたのでした。 そんなおとうさんの身勝手にがまんができなくなったおかあさんは「おばあちゃんのところへ行って来ます」と荷物を持って出て行ってしまいました・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第9巻・ティーンコミックスデラックス第5巻】 |
++++ひとこと++++ |
結婚記念日、男性は覚えていない人の方が多いんでしょうね。女性はだいたい覚えているものです。 べつに特別なお祝いをするわけじゃないんだけど、ちょっと奮発して夕食に一品つけるとかはやるかな。 今回のエピソードまちがいなくおとうさんが悪いですよね。ひとこと言えばすむことを言わないんだから。おかあさんが誤解をして実家に帰るのも当然だと思います。 それにしてもゆうちゃん、小学生のくせに二日酔いなんて笑ってしまいます。 |
雪山でハッスルの巻 |
暮れの冬休み、元旦を雪山ですごそうとゆうちゃんとおねえさんたちは五郎くんのお兄さんにキャンピングカーでスキーに連れていってもらいました。スポーツでは五郎くんにライバル意識をもっているゆうちゃんは一度もスキーをすべったことがないのに、スキーの腕前はプロ級だと見栄をはってしまいます。 スキー場での最初の日は足をくじいたとウソをついて何とかすべれないことが五郎くんにばれずにすんだのですが、いつまでもウソを通せないと思ったゆうちゃんは一日でなんとかすべれるようになろうと隠れて練習にはげみますが・・・・。 |
【掲載 ジュニアコミックス第8巻・ティーンコミックスデラックス第7巻】 |
++++ひとこと++++ |
キャンピングカーでスキーなんて当時はとてもリッチだったんでしょうね。いくら運動神経抜群のゆうちゃんでも一日ですべれるようになろうなんてちょっと無理だよね。 |
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